・ベルリン市内を縦断するシュプレー川を再び活性化するプロジェクトであると同時に橋を通じて川の両側(東西)をつなぐプロジェクトと位置づけ、いくつかのプロジェクトを策定した。(ベニスより多くあるベルリンの橋はあまり知られていない)
・今回のプロジェクトはstadtkunstprojekte(英訳するとcity art project)というNPO主体で企画を行い、行政側に提案、それを認知してもらう手法を採用。
・プロジェクト策定のため、国際コンペを招待コンペとして2002年に開催、ベルリンの街を活性化させるアイデアを募集する。結果として、28人から(内訳はアーティストが12人、建築家が12人エンジニアが4人)応募があり、12の企画のうちから、7つのプロジェクトを計画、うち4つの実現にこぎつける。
・計画から実行までは6ヶ月間、各人に現地を踏査してもらったうえで、各プロジェクトの実施に至った。
・いずれも、2004年5月からスタートし、プロジェクトによっては年内まで継続している。
プロジェクト
概要
作者
備考
(1)リュヒトブリュッケ
橋上に水が流れるさまのプロジェクション
M.クバル
山本理顕他
2004.5.8〜6.27
(2)ファタモルガナ
照明で浮かび上がらせたヨーロッパ都市図の川面への映写
M.クマー他
04.5.8〜10.10(12末まで延長)
(3)シュプレーブリッジベイジング船
川における歴史的なプライベートビーチ(プール)の再現
S.ロレンツ他
入場料3ユーロ
(4)ドロミオ
新聞等でその日のスポットとなる橋を紹介、それを探すプロジェクト
O.ニコライ
新たな橋の発見で好奇心を満足
*)各プロジェクトともアーティストと建築家のコラボレーションにより実施
・シュプレー川のライトアップは、単に美しい景観を作るのではなく、新しい文化を創出するためのプロジェクトと認識。
・今回は、水から見て美しいことを気づかせること、ベルリン東西分断の象徴である橋に新たな視点を加え、ベルリンのまちづくりの論議につなげることが大きな目的。
16世紀の哲学者・宗教家であるジョルダノ・ブルーノ(異端視され火炙刑)の書物にある占星魔術の文様を強い照明でくっきりと石畳上に映し出した作品。
ぼんぼりを幾何学的に並べ、光の天井のようにしている。市民からは「空飛ぶカーペット」と呼ばれる。高さ、光の間隔、幅などプロポーションが極めて美しいシンプルで印象的な作品。
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